学長特別講座

「あいち子ども芸術大学2010」の開講を記念して、藤田六郎兵衛学長による特別講座を開催します。
室町時代から600年以上受け継がれてきた「能」は、日本を代表する舞台芸術です。
能の音楽は、笛(ふえ)・小鼓(こつづみ)・大鼓(おおつづみ)・太鼓(たいこ)の四つの楽器で奏でられます。ひなまつりの唄にもある「五人ばやしの笛たいこ」とは、まさにこの四種類の楽器と謡(うたい)の声なのです。みなさんも能楽の世界に触れてみませんか。

テーマ 「日本に出会う」-笛の演奏とお話- 
内容 学長のお話と能管(能の横笛)演奏、その他
日時 平成22年8月11日(水)午後2時30分~午後4時(午後2時開場)
会場 愛知芸術文化センター 12階アートスペースA
対象 小学4年生から中学生までの子どもとその保護者(保護者同伴で2名1組)
定員 100組
参加費 無料
申込方法 往復はがきに保護者の「住所、郵便番号、氏名、電話番号」、子どもの「氏名(ふりがな)、性別、学校名、学年」を明記し、下記までお申し込みください。
申込締切 講座は終了いたしました。ありがとうございました。
申込先
問合せ先
〒460-8501 名古屋市中区三の丸三丁目1-2 愛知県文化芸術課内
あいち子ども芸術大学実行委員会「学長特別講座」係
電話 052-954-6183
藤田六郎兵衛 皆さんは、大きくなったら何になりたいか、いくつのときに考えましたか?
 私は生まれたときから一生、何をしていくのか決まっていました。こう言うと「何それ、ウソォー、信じられない」と言われるでしょう。
 父親、お祖父さん、ひいお祖父さん、ひいひいお祖父さん、ひいひいひいお祖父さん、ひい×4お祖父さん、ひい×5お祖父さん、ひい×6お祖父さん、ひい×7お祖父さん、ひい×8お祖父さん。この、ひい×8お祖父さんが私の家の笛のスタートなのです。
 このご先祖様が笛の先生について習った色々な曲や代々の人が経験した舞台が四百年という時間と一緒に私の体の中に有るのです。楽器や楽譜も四百年前から使われていた同じものをいま私が使っています。
 四才の時に当たり前のように自然に笛の稽古が始まりました。そして伊勢湾台風の翌朝が舞台デヴュー。五歳十一ヶ月でした。学校に行くより、練習練習。土曜日曜は舞台に。
 皆からは「かわいそうに、大変ですね、つらかったでしょう」と言われますが、そんな事は一度も思ったことはありませんでした。
 古い日本の音楽を毎日のように演奏していた私が音楽高校、音楽大学の声楽科に進みました。そんなお話と能の笛の演奏をお聞きいただきます。
藤田六郎兵衛


 

 
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